Fate/Zero 1

文庫版では無く、元々の同人版で読み始めました。積んでいる間に文庫版が出てしまった...。
ゲーム『Fate/stay night』の外伝。ゲームで語られる聖杯戦争より10年前。士郎や凛の親の世代のお話です。ゲームはプレイしたので、この聖杯戦争がどんな結末を迎えるのかは分かっているのですが、そこに到るまでにどんな事があったのか? が気になる所。1巻から全員のサーヴァントが登場して、しかも何人かは真名まで明らかに。ゲームに比べて展開が早いなぁと思いつつ、この感じだと、キャラクタの謎よりも話の展開が優先されそうで楽しみになって来ました。
この1巻を読み終わって最初に思った感想は、ライダー格好良い!! と言う事。流石は英雄。こそこそせずに自分から名乗りをあげ、臆病なマスターを引っ張る勢いで聖杯戦争へと挑む姿が半端無いです。豪傑とはこう言うキャラの事を言うんだろうなぁ。しかし間桐家の設定が大嫌いなので、この頃の桜を見るとやるせない気持ちで一杯になるのが辛い。今の所出番が少ないのが救いでしょうか。しかし彼女が救われるまで、後10年もかかるのか...。
今のところ、どんな方向に話が進むのかまだ見えてきませんが、キャスターとバーサーカーが話の鍵を握ってきそうな雰囲気。しかし裏で暗躍している遠坂も気になる。さらに綺礼の思惑も気になるし、気になる事だらけ。早めに2巻を読もう。