それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ【完全版】 4

完全版4冊目。本編6巻の『時計仕掛けラビリンス』と外伝2巻が収録。
ラビリンス編がこれで終了。この辺から徐々にオールドタイマーの影が濃くなってきて、話も少しずつ複雑になってくる印象があります。ラビリンス編は、読んでいてそう言えばこれSFだったなぁと思い出させてくれる。チビヨーコやデカヨーコが一体何者なのか? とか、謎も沢山ありますが、それがまた面白い。次のダンディライオン編も楽しみ。
外伝の文化祭の話は、今読み返すとまどかがかなり嫌な感じがします。劇に乱入とか、何してんの! と言いたくなってしまった。昔はそんな感じを受けなかったんだけど。しかしヨーコの多才っぷりは凄いですね。あちこちに首を突っ込んでは楽しそうにしている姿が印象的です。寂しがり屋とはよく言ったもんだ。猫って呼ばれるのを嫌っているけれど、性格とかは猫っぽいよね。
ラストには胡散臭さ抜群のオットーがようやく登場。でもまだ、主要キャラは出揃って無いんだよなー。彼女たちの登場はまだまだ先か...。