蒼穹のカルマ 7

未来から在紗がやってくる話の続き。思いつめたリサがの愛情が裏返り、逆に駆真を殺そうとする。その過程で記憶喪失になってしまったカルマの記憶を呼び起こすために、神器を使う事になったが、その代償として犠牲になったのが鳶一で...と言う展開。
シリアスな展開のはずなのに、幼児退行化した駆真の振る舞いがやたらと面白い。幼児になっても変態は変態ですね。そして鳶一への仕打ちが酷くて、涙なしでは読めませんでした。神器を使う代償は、恥ずかしい過去の暴露。鳶一が学生時代に書いた小説、その名もダークパラディン伝説を多くの人に読んでもらう事。特大の黒歴史を大人数に晒さなければならなくなった鳶一には、もう声のかけようがありません。表紙とカラー口絵1枚目のギャップがまた痛々しい。強く生きてくれ...。ゴスロリ、似合ってるよ!
しかし作中で、ダークパラディン伝説の感想が書かれている所、何かどっかで見た事あるような話だ...と思ったら、あれか。これはネタにして良いのか?
これで一応リサ編は終了。次は授業参観だそうです。最後に出てきたキャラってあの人だろうし、これはまた一波乱ありそう。楽しみです。