煙火の島の魔法戦士

久々のリウイ新刊。リウイが支配している竜・クリシュが幼竜から成竜に脱皮する日が近づいてきた。脱皮すると支配の魔法が解けてしまうため、再び戦わねばならないと言う事で、もし自分が負けた時の被害を最小限にするため、火山と氷河で包まれた島で準備を整える...と言う展開。
ここまで来ると、面白いとかつまらないとか言う以前に、話が進んだ事が大事。しかも200ページない薄さで発売されるのが凄く富士見っぽくて、妙に嬉しくなったり...と、全然作品と関係ない所に喜びを感じつつ読了。
クリシュ、そして竜司祭・ティカの話に決着がつきました。人間離れしていくティカがどうなる事かと思いましたが、これはとても良い決着の付き方だったと思います。ティカにとっても、クリシュにとっても。
アトンの方はかなり活性化してきて、そろそろ最終決戦ですね。あとがきを読む限り、年内には完結させたいようですが...どうなる事やら。
しかしハーレムの行方はどうなるんだろう。素直にアイラとくっついて終わるのかなぁ。こっちの決着も楽しみ。