神曲奏界ポリフォニカ ノスタルジック・クリムゾン

久しぶりの『ポリ赤』本編の続き。表紙にもいる小さな子。少し出かける、と行って数日留守にしたコーティカルテが連れて帰ってきたその精霊の子は、連絡が取れずに心配していたフォロンに懐く。一体誰? と思っていたら...えええええええええええっっっっ!!
ストーリー的な進展もあったのですが、、この子の正体に対する驚きで全て塗り潰されたような気がします。一体何があったの???? と言う疑問で頭が一杯。シェアードワールドノベルの凄さを久しぶりに味わいました。そーか、書く人が変わるとこうなるのか...。シリーズ間の繋がりって、これまでも時々あったたにせよ、それほど強くは無かったと思うのですが、ここに来て繋がった感じがしました。黒も白も、この赤に少しずつ関わって来ています。特に白。向こうは向こうでクライマックス近く。過去に何かがあって、今の赤や黒の時代に繋がっている。その関係が徐々に明らかになって来ているのが読んでいて心揺さぶられます。ここまでポリフォニカを読んできた身としては、全てが明らかになる日が待ち遠しい。そんなに遠い未来では無さそうなので、期待して待ちたいと思います。