生徒会の九重

本編9冊目。
卒業式が近づいていき、徐々に別れの季節が近づいている感じが節々から感じられて、微妙に寂しくなりました。そんな中、リリシアさんの話が良かったです。振り回されるリリシアさんがちょっと可哀想に思えたものの、でも多分楽しんでるんだろうなぁと思えて。お嬢様口調でハイテンション、しかも主導権が取れないとか色々とツボ過ぎる。やっぱり金髪はツインテールだよね。
メインヒロイン達の話では、最後のバレンタインデーの話が素敵。特に知弦さんと真冬。冷静を装うのに全然冷静じゃいられない知弦さんは物凄く可愛かったし、真冬は真冬でメインは私だ! と言っているかのような展開を見せてくれて良かったです。
後1冊で本編は完結だそうですが、この生徒会がどうなるのか、とても楽しみです。