ロウきゅーぶ! 6

今回は短編集。雑誌掲載分に書下ろしを加えた構成。
この作品、バスケしないとこうなるのか...と言うのが良く分かった1冊。バスケ成分が少ない巻を、茶化して『ロリきゅーぶ!』と自分は読んでたりするんですが、もうきゅーぶすら不要なぐらいですね。ここまでやるのは潔いと思うけど、時折作者の事が不安になってくる。帯に時雨沢恵一からのコメントがついていたけど...。ビブスの下りとか、流石にヤバいだろう。
収録されている話の中では書下ろしの夏祭りの話が良かった。智花の家庭の事情が分かって良かったです。メンバー達の絆も一層深まったし。
しかし、ひたすら主人公に有利なようにしか話が進まないなぁ。完全にハーレム状態なんだけど、いつ陥落するんですか? 堕ちた瞬間に捕まりそうだけど。