本日の騎士ミロク 5

シリーズ5冊目。前巻からの続き。隣国ベトで、ゾンビの大群に占拠された城からミーヤー姫と共に脱出を図るミロク...と言う展開。
割とアッサリ事態は集結した感じがしました。一つ間違えば国が傾く。そんな状況で、決して楽観出来ない状態だったのですが、姫と共にいるミロクが真っ当に強いので、ピンチがピンチに見えず。人参を構えても強いけど、ちゃんとした剣を握ると、本当に強いなぁ。しかし、こうしたピンチに赤目隊の皆が駆けつけ、仲間を助け事態の収拾に全力で挑む展開は良かったです。新しく隊に加入したディアートもいきなり良い味出した活躍をしているし。
そしてミーヤーとヴィジャ。この2人の絆も、一層深いものになったようで何より。死の恐怖に囚われ、本来の実力が振るえないヴィジャでしたが、ミーヤーの危機には恐怖を乗り越える。王道過ぎるほどに王道な展開が好きです。
これでベト編は一段落。次から新展開かな。楽しみです。