H+P - ひめぱら - 6

シリーズ6冊目。遂に帝国の手に落ちてしまった恭太郎。後宮へと強制的に放り込まれ、女帝・カリギュラに世継ぎ作りを迫られる展開です。
カリギュラは9才。この時点で色々とアウトだと思うのですが、自重しないのがこのシリーズ。舞台が敵国に移っても、主人公のやる事は変わりません。この巻も執拗に子作りを迫られます。知識の無いカリギュラは見学のため、帝国の将軍達に恭太郎との子作り実践を命令すると言う。うん、酷いね!! 話のスジは主人公と幼い女帝が交流を通じて仲良くなっていく展開なので、ここだけみれば普通に良いお話なんですが...。
舞台が帝国に移ったので、王国の話は殆ど無し。お陰でエリス好きな自分としては寂しい限り。ほんの少しだけ出番はあったけど...哀しいなぁ。