初音ミク･ソロコンサート 〜こんばんは、初音ミクです。〜

3月9日はミクの日! と言う事で、ミクの日感謝祭。初音ミクのソロコンサートに行ってきました。会場はZepp Tokyo。19時半から2時間と少しぐらいの内容でした。とても楽しかったです。
ミク...と言うかVOCALOIDの凄さを再確認。冷静になって考えてみればただのソフトシンセなのに、こんなライブが出来るほどの人気って。なんせZeppが完売ですよ? あるのは声とパッケージに書かれたイラストのみ。そこから出発してここまで広まった事、その事自体が感慨深い。凄いよなぁ。

以下、感想です。

まず、ミクのソロライブってどうやるの? と言う方のために、去年のミクフェスの映像。

ステージ中央に半透明の衝立式の半透明なスクリーンを置き、その後ろからプロジェクタでミクを照射する形です。来去年この動画を見て、これは凄い!! と思って今回参加した次第。
実際目の当たりにして、本当に動く事に感動。一体どれだけのモーションを用意したの! と言いたくなる位、曲に合わせて沢山の動きを見せてくれました。お陰で全然飽きない。しかも物凄く滑らか。上の動画もさらにポリゴンが細かくなっていました。このライブはSEGAの初音ミクを題材にした音ゲー『Project DIVA』の一環なので、モーションはSEGA謹製。今回の映像は、多分アーケードゲーム「Project DIVA Arcade」用のものだと思われます。特に髪の毛の描写が精緻で、物凄くリアル。スモークと照明によっては、スクリーンが全く見えなくなったのですが、その時は完全にミクがそこにいるかのよう。技術の進歩って素晴らしい。
自分はステージ真正面にいたのですが、ミクが左右に動くと、徐々に姿が暗くなっていたのがちょっと気になったぐらい。左右から見ると見え方は違ったのでしょうか。個人的には、プロジェクタとスクリーンの距離が変わるから難しいのかな? と思ったり。
またミクだけではなく、リン･レンとルカも登場。それぞれソロで何曲かと、ミクとのコラボが1曲ずつ。ミクを映しているプロジェクタは1台しかなくて、しかも首を振ってミクを左右に動かしていたので、リンとかルカと同時に2人がステージに立った時は「どーやってるの!?」とビックリ。

歌った曲は、『ワールドイズマイン』『えれくとりっく･えんじぇるぅ』『サイハテ』『ハト』『メルト』『炉心融解』『ダブルラリアット』、後何があったかなー。他にも沢山。なんせMCが無いから、曲数は物凄い数でした。途中に各Pの紹介とバンドメンバーの紹介が入っただけで、後はノンストップ。ボカロ曲はそんなに詳しくないので半分以上知らない曲でしたが、それでも十分楽しかったです。大好きな『えれくとりっく･えんじぇるぅ』と『ハト』が聞けて幸せでした。『ダブルラリアット』も良かった...。元動画ではデフォルメされたルカが回っていましたが、今日は大人Verのルカが格好良くクルクルと。
悔しいのはこの日初めて聞いた曲で、「あ、これ好き」と思っても、タイトルが分からないから手に入れようが無い。誰かセットリスト教えてください...。

と言う訳で非常に楽しいライブでした。参加された方々、お疲れ様でした!!