ゴミ箱から失礼いたします 2

第5回MF文庫Jライトノベル新人賞・優秀賞受賞作の続き。
コンプレックスを核に妖怪化してしまうアイテムのお陰で、普通の高校生だったはずの主人公は妖怪・ゴミ箱男に変身。1巻で無事に解決したかと思いきや、再び妖怪化してしまい...と言う展開です。
大幅にラブ寄せされた感じ? 1巻は不思議な設定の独特な雰囲気が漂っていましたが、この2巻は普通にラブコメでした。主人公を巡り、ヒロインと生徒会長のバトルに。とは言え、元々の不思議な雰囲気もそれなりに健在で、良い感じにラブコメとミックスされているような印象を受けました。個人的には1巻よりもこっちの方が好みに合っていて面白かったです。まさか生徒会長がここまでガッツリとラブコメ要員になろうとは思いませんでした。
しかし、この後どう続けるんだろう。学校自体が結構な勢いでカオスな感じなので、面白い事になりそうです。ラブコメ的にも、ヒロイン2人に加えて幼馴染もまだまだ目がありそうだし...。