バカとテストと召喚獣 7.5

7.5巻と言う事で、今回は短編集。
闇鍋の話ではおバカな展開に笑い、召喚獣が本音を話す話では、ニヤニヤが止まらない展開がとても面白かったです。
しかし、一番気に入ったのは最後の話。1年生の最初、美波を主役に、日本に来たばかりで言葉が分からずクラスに馴染めない頃のお話なのですが、明久の人の良さと格好良さが凄かったです。バカで肝心な所を勘違いするけれど、それで彼の思いが伝わらなくなるわけじゃない。一生懸命やった気持ちが通じれば、その気持ちを向けられた方は笑顔になるよね。なんで美波が明久を好きになったのか、これでよーく分かりました。これは惚れる。
次の巻はいよいよ瑞希さんが本領発揮? 明久は遂に食べられてしまうのか...。美波派な自分としては少し複雑な気分だけど、楽しみです。