白夢 3

霧に包まれる山奥の学園と、その霧の先に繋がる異世界を書いたお話の3冊目。シラクモヒメを狙う異世界から来る敵の正体が判明し、逆に迎え撃つ展開。しかし、そう簡単に事は運ばず。厳しい展開が続きました。上手く行くかと見せかけて、突き落とされた気分。相変わらず淡々とした雰囲気が漂っているので、それほど悲壮感を感じなかったのは少し物足りませんが、そのアッサリさ加減のお陰で救われた気もします。
次の巻で完結だそうで。ラストが良い所で終わっているので続きが気になります。どう終わらせてくれるのか楽しみ。