すべての愛がゆるされる島

杉井光の新作。本当に愛し合っているならば、どんな愛でも許される島。社会的に許されない愛を求めた、父娘と姉弟の2組がその島を訪れる所から話が始まります。
面白いかどうかと聞かれれば、微妙...と言うのが正直な感想。でも、読み終わって新鮮な感じがしました。テーマと言うより、終盤で明かされる真実の部分ですが。途中でほんの少し気にかかる部分があったのですが、気のせいだと思っていたので、この展開は全く予想外。キッチリと驚かされました。
もう1回最初から読み返せば、1回目とは違った印象を受けるかも。そう思った1冊でした。