灼眼のシャナ 19

シャナ19巻。佳境に迫った本編の続きです。
創生神復活が間近に迫り、阻止に走るシャナたちフレイムヘイズと、なんとしても復活させたい"徒"たち。双方の信念が真正面からぶつかる展開が熱いのはここ数巻変わらず...なんですが、今回はそれに輪をかけて凄かったです。何より、遂にシャナと悠二が対面。シャナの思いを真正面からぶつけられ、しかし切り結ぶ展開が何とも言えない気分にさせてくれます。
しかしそんな状況でも、悲観的な考えを持つキャラがどこにもいないのが素晴らしい。シャナに至っては、なんと言っても「最強の自在法」で護られているからなぁ。あんなもんに護られてたら、悲観的な考えとか浮かんでもこないだろうし。まさに最強。ここまで真っ直ぐにぶつかってこられたら、流石にうろたえる。悠二側がどうするのか...圧され気味だけど、しかしこれで終わるようならもっと早く決着が着いていたはず。今後の展開にも目が離せません。

次は20巻。これまでの流れだと、5の倍数の巻だから多分外伝的な話になる気が。本編がこの状態で待たされるのはつらいなー。