緋弾のアリア 4

Book

シリーズ4冊目。
武装探偵養成学校へと通う主人公とヒロイン。技術と運動能力で犯罪者と勝負するお話...だったはずなんだけど、あれ? いつの間に超能力バトルモノになった?? 確かに前々から超能力は登場していましたが、前巻に続いてこの巻でも大幅増量。寧ろそっちがメインになる勢い。まぁ性的に興奮するとパワーアップする主人公の能力も、ある意味超能力だけど。もう完全に何でもアリだなー。

お話的には、アリアを狙う組織『イー･ウー』との対決が本格化。主人公争奪戦も、白雪が戦線復帰。そしてアリアと主人公は些細な誤解で喧嘩...と、良い感じに拗れてくれます。しかし拗れたラブコメパートも、結構アッサリと収まってしまったのが残念。ここまで仲が深くなると、ちょっと拗れたぐらいでは揺るがない模様。これは白雪の勝ち目無いなぁ。
こんな感じの1冊だったのですが、一番の驚きは本編ラストにありました。敵の大ボスが登場するのですが...お前か!! これは予想外過ぎる。けど、人によっては怒るんじゃないかなぁ...ミステリファンとか...。