剣の女王と烙印の仔 2

シリーズ2冊目。獣の烙印と呼ばれる紋章を肌に持つ訳ありの少年と、双子の女王の片割れである少女のお話の新刊。

1巻も肌に合わなかったのですが、2巻もやっぱり微妙。反乱軍側に身を置き国軍との戦争が繰り広げられる展開の中、それでも何故か淡々と進む印象が強いです。1巻では後ろ向きだった主人公やヒロイン達が前向きになって話が進んだのは良かったけれど、あんまり山場が無かったような。ラストの戦いはそこそこ盛り上がったけれど、なるようになったなぁぐらいにしか思えなかった自分がいます。主人公にもヒロインにも、何故か感情移入出来ないのが辛い所。続きは...どうしよう。