タロットの御主人様。 7

シリーズ新刊。今回は文化祭のお話。秋人を中心に占い喫茶をやるけれど...と言う展開。
ひたすら結論の出ないラブコメが続いていたこのシリーズですが、遂に話が動いた!! 新たにカードが3人(枚?)追加とか、三崎のクールなのに可愛い姿とか、どこまでも素直じゃないアメジスティアとか、ラブコメ的に美味しいシーンは今回も沢山ありましたが、一番の読みどころがラストに。最後の最後でやってくれました。最早何角関係かも分らなくなっている主人公のハーレム状態に、遂に一歩踏み出す娘が...!! 7冊(外伝入れれば8冊)かけて、よーやく進展したよ...。メインのストーリーの方はそれなりに進んではいたものの、ラブコメ方面はフラグばっかり増える一方で、全然進まなかったからなぁ。
一応メインヒロインがいるから、そこに落ち着きそうな気もします。しかし、最終的にそうなるにせよ、過程は大事だよね! と言う事で、今回の展開は嬉しかったです。これで一波乱起こりそう。続きが楽しみです。