とある魔術の禁書目録 18

前巻からの続きで、英国お家騒動の完結編。
これは熱い!! 相変わらず当麻の熱さには全く共感出来ないのですが...サブキャラ達で繰り広げられる、燃えるほどに熱い展開がとても満足。当麻もいる事はいるけれど、話は完全に英国の王女達が中心。騎士団長と傭兵の戦い、第二王女がクーデターを起こした本心が明らかになった瞬間、女王が立ち塞がって取った手段。どれもこれも素晴らしい展開のオンパレード。当麻が主役じゃないお話の方が好きだなぁ。
しかし、やっぱり一番良かったのは第二王女の話でしょうか。彼女の思惑が暴かれた時に感じた衝撃。これが良かった!! さらに、その次に来た女王に追い討ちをかけられた気分です。そこで旗は...旗はズルイよ...。格好良過ぎるだろ、この王室。そして国民達。非常に満足です。

と言う事で、とても楽しめた1冊でした。たまにこう言う展開があるから、読むのを止められないんだよなー。