境界線上のホライゾン 2

シリーズ新刊。ようやく読了。900ページオーバーは流石に伊達じゃない。チマチマと読み続けて、1週間ぐらいかかった...。
今回は新しい国として、三征西班牙と英国が登場。合わせて新キャラも続々登場...。覚えきれるかーーー!! と何度もツッコミたくなりました。巻頭のキャラ紹介が頼りです。

最初は三征西班牙とのバトルが中心でしたが、中盤からは英国に舞台を移す感じ。延々と全裸を貫くトーリを生暖かい目で見守りつつ、今回一番気に入ったのは点蔵。新キャラの"傷有り"と点蔵のやりとりがとても良かったです。とにかく点蔵が格好良い。ただの変態忍者かと思ってたのに!! こいつ、本物の忍者だ。これ、"傷有り"とはどういう関係になっていくんだろうなぁ。武蔵が艦である以上、次の巻ではお別れになってしまうんだけど...どう言う結末を迎えるのかがとても気になります。"傷有り"にはまだ秘密がありそうな感じもするし。楽しみ楽しみ。

しかし、これだけ分厚いと、読んでいて上巻だと言う事を忘れてしまいます。終盤、全然話が収束して来ないからあれー? なんて思っていたんですが、「そうだ、これ上巻だ!」と言う事実を思い出して、愕然としたり。...下巻はこれより分厚いんだよなぁ。