火の国、風の国 6

シリーズ6冊目。

クラウディアの知恵により、遂にアレスが反乱軍と共闘。北国からの侵略を阻止するべく、ミーアと共に赴く訳ですが。

アレス強えぇぇぇぇっ!!

と言う、当たり前の感想しか出てきません...。もう、ミーアすらお飾り状態? この無敵っぷりが読んでいて楽しいわー。決死の覚悟で敵の侵略を食い止めている味方の元へ。その味方達が、「あいつが来るまで持ちこたえろ!!」とばかりに、アレスに希望を持って戦いに挑む所が熱くて素晴らしいです。そしてその期待にしっかりと答えるアレスも。もはや何を敵に回したとしても、負ける姿が思い浮かばないよ...。

しかし、ジェレイドの策略、どこかに落とし穴が待っていそうな気がしてなりません。今のところ上手い具合に回っていそうだけど、このまま最後まで行くとは思えない。アレス達はそれでも切り抜けられると思うけど、巻き込まれるであろう一般人達が不憫でなりません。酷い事になる前に、国が落ち着けば良いのだけど...。

こんな感じの1冊でした。続きにも期待。