オオカミさんととっても乙女な分福茶釜

シリーズ新刊。今回は学園祭編です。

久々に宇佐見さんも登場して、学園祭の出し物でりんごさんと腹黒ロリ対決。とは言え、以前のように血で血を洗う展開にはならず、真っ当な対決でしたが。どちらのクラスの出し物もおにぎりやさん。女子高生がおにぎり握るよ! と言う、真面目なのかお馬鹿なのか分からないコンセプトですが...取りあえず面白かった。りんごさんが良い感じに暴走してます。毛の下りでは...りんごさんの煤けた背中が酷い。笑っちゃいけないとは思いつつ、笑うしかない。と言うか、りんごさん自重!

そして新キャラの田貫さん。恋愛の手伝いをして欲しいと言う依頼だったんですが、その乙女っぷりには感動。そりゃー天晴れ!! と叫びたくもなります。格好良かった。しかし、亮士くんは女装までしたのに、そのイラストが無いとは...残念。ちょっと見てみたかったのに。

オオカミさんと亮士くんの関係は相変わらず。オオカミさんはいつデレるの? と言いたくなるぐらいなんですが...デレたら流石に終わりだろうしなぁ。悩ましい所です。亮士くんはドンドン格好良くなるし、オオカミさんへの気持ちも隠そうとしないし。デレなくても良いけど、さっさと付き合っちゃえば良いのになぁ。オオカミさん、一人遊びでにゃんにゃんしている場合じゃないよっ!! 壮絶に可愛かったけど。

と言う訳で、普通に満足な1冊でした。まだまだ楽しめますね。続きにも期待。