BLACK BLOOD BROTHERS 10

シリーズ新刊。本編の続き。クライマックス直前!! 物凄く面白かったです。

遂に明らかになる九龍の血統が生まれた理由。これが凄い。カーサとの関係は...辛いなぁ。カーサを誰も責められない。九龍の血統が生まれたのは必然で、そこにカーサがいるのも当然。まさかこんな事情があったとは...。やるせない気分になるけど、だからと言って何が出来る訳でも無い。と言うか、九龍の直系たちは現状を誰一人嘆いてなんかいない。皆、自分らしく生きる事に全力なだけ。これは最後まで見守るしかありません。しかし最初のカラーページ...全部読み終わってから見直すと泣けて仕方無い。

そしてサブタイトル通り、ようやくヤツが帰ってきます。待たせ過ぎだろ!! しかし格好良いわー。特にラストのミミコとのくだりには、普通に泣かされました。辛い訳でも哀しい訳でも無く、ただただ興奮で涙が流せると言うのは、なんとも幸せ。ホント凄い凄い凄い!!

これで役者が揃い、舞台は特区へ。後1冊で完結。来月、どう決着を着けてくれるのか...半端無く楽しみです!!