C3 -シーキューブ- 6

順調にシリーズ6冊目。今回は怪しい人影から狙われている...と言う少女を守る所から話が始まります。
大きな事件が一段落して、ひとまずノンビリ過ごそうかと言う矢先に、舞い込んできた新たな事件。敵は相変わらず襲ってくるものの、それでもプールに遊びに行ったりと楽しげな展開が良い感じ。やっぱり、いんちょーさんが良いなぁ。例の衣装のせいで水着は着れず、肌を晒す事にさえ抵抗があるはずなのに..それでも一緒に来て精一杯の努力を見せてくれた所が最高です。

主な新キャラは2人。守る少女と事情を知る副担任。作者が作者なので、新キャラはとりあえず疑っとけの法則発動。そのお陰? か副作用なのか。事件の真相には全然驚きが無かったのが残念。素直に読めなくなった自分を嘆くべきでしょうか。
ただ、ラストはちょっと良かった。苦手を克服して近づく距離。少しずつだけど、確実に変わっていける。そう感じさせてくれる所が、呪われた道具達の望みと重なって良かったです。

こんな感じの1冊でした。しかし、ホント順調に巻が続いてますねー。続きにも期待。