うしおととら 1

Book

コミック『うしおととら』の小説版。かつてスーパークエスト文庫で発表されていた作品をまとめた1冊。本屋で見かけた時は、「まさか新作!?」と勘違いしたんですが...そう言えば、ガガガ文庫Rなんてものがありましたねー。カバーが赤い時点で気付けよって話ですが。
刀に憑いた妖怪を倒す話と、かがりと雷信の鎌鼬も出てくる、妖怪コレクターを倒すお話の2本立て。容赦無く一般人がバサバサと死んでいくのを見て、こんなに死ぬ作品だったっけ? と思うものの、よくよく考えれば容赦無く死んでいく作品だった気がします。久しぶりに読むとうしおととらのやり取りや、真由子や麻子には頭の上がらないとらの姿が、なんとも懐かしくて嬉しかった。とらを想うかがりも読めたし。このカップルが一番好き。久しぶりにコミックの方も読み返してみようかなぁ。
来月にはリバイバル版の2巻も発売するそうで。そっちも読もう。