嵐の海の魔法戦士

リウイ』の新刊。世間では『ソード・ワールド2.0』が発売されているご時世ですが、こちらはまだまだ旧ソード・ワールドの世界観で続きます。今回の舞台は海の民の王国・バイカル。嵐に包まれた島に眠る祖先の財宝を探す話。
常にとてつもない嵐で覆われた海域の向こうにある群島を目指し、なんとかたどり着いたものの、そこに宝は無く...みたいな感じ。
設定のあちこちに色々と既視感があったんですが、ある意味当たり前。嵐を越えて宝を求める...と言うのは定番中の定番ですし、宝の在処も意表は突かれたけど、これも昔話とかで見かける感じのネタだったし。けどそのお陰か、いつもより親近感っぽいものを感じた気がします。自分が昔話的なものが好きと言うのも大きいんですが。
次の巻はクリシュとの対決だそうで。遂にあの竜が復活ですか。そろそろクライマックスですね。