灼熱のエスクード 2

シリーズ新刊。今回は魔族が集う修道院の地下に隠されたモノを探すお話です。
ルーシアと外道祈祷書の話が大きく進展し、さらにレディ・キィが誰なのかようやく明らかに。一気に話が進んだ感じがします。特にレディ・キィの正体は、ちょっと予想と違いました。そっちか...。誰にせよ、主人公にとっては辛い事になるだろうとは思いましたが、これまた特大にキツいですね。どうすんだろ。
ルーシアの方はちょっと一段落? とは言え、こっちもこっちで辛い展開で、目の前に次なる問題が控えている訳ですが。けど、どうにもならんよね、これ。
しかしこのシリーズ、幸せになれそうなキャラが誰1人いません。読んでて気が滅入る...。次の巻はもっと辛い展開になりそうだし。そういう話だとは分かっているけど、もうちょっと希望が欲しいと思うのは自分だけ?