魔女ルミカの赤い糸 4

シリーズ完結。魔女の力を発現させるために主人公がヒロインの全身にキスするお話の最終巻です。
微妙。結局魔女化の仕組みがエロい事だけ記憶に残って、お話としては最後まで地味な印象が拭えませんでした。急展開気味に話が進んだので、それでこれが最終巻である事に気付いたぐらい。途中までは、普通に続くもんだと思ってました。
読んでたら突然ヒロインがピンチになって、残りのページで助ける訳ですが...色々と都合の良い展開のオンパレードで、危機感に欠けたのが残念な所。恋愛パートも主人公とメインヒロインの関係が強固過ぎて、サブヒロイン達が割り込む余地無し。「どうせ丸く収まるんだろうなぁ」なんて思いながら読んじゃ駄目ですね...。