メグとセロン 3

演劇部の合宿も大詰め。演劇部の副部長が、同じく演劇部の部長に告白するため、そのきっかけに部長が欲しがっていると言う"五十の蜂"なるものを探す依頼を受けるお話。
半分出来レースみたいな雰囲気が冒頭から漂ってた、部長 & 副部長の恋の行方はさておいて(おくな)。タイトル通り注目はメグとセロン
前巻とは違い、全く危険のないノホホンとした展開だったのに、セロン君は途中で傷だらけ。主に心が。滅多撃ちにされてましたねー。読んでて笑いが止まらなかった。メグと一緒にいられるなら、どんなに些細な事でも至上の喜びと思っている彼からすれば、終盤の副部長達の恋にあてられて暴走したメグの言葉は重いよなぁ。
しかし、そんな事がありつつも、最終的には2人の仲は大分進んだんじゃないでしょうか。セロン側の想いは相変わらずだけど、メグ側に変化が。これでようやくスタートラインに立った感じでしょうか。演劇部の合宿は終わったけど、今度は新聞部の方で色々ありそうだし、今後に期待。