吉永さん家のガーゴイル 14

シリーズ新刊。最終巻直前な事だけあって、いつに無くシビア。
ミズチの親玉だったレイジが御色町に現れて、やりたい放題。しかも真正面からぶつかるだけでなく、根回しも充分。とにかくガーゴイル側が圧倒的に不利な状況で話が進みます。いつもは悪役側にも好感が持てるのに、今回はとてもじゃないけどそんな気分になれません...。
完全な敗北を喫したまま次巻へ続く感じで終わってますが、こっからどーすんだろ。このシリーズのラストは最後は笑って終わると信じて疑ってないんですが、そこまでの道のりがあまりにも遠すぎる。とにかくラスト1冊、楽しみです。