いつか、こいまち!

長谷川昌史の新作。田舎の学校に転校した主人公。転校した先のクラスメイトに「恋の神様」がいて、彼女が諸事情により人の恋を叶えようと頑張るのを手伝うお話。
恋のお話と言うから、てっきり主人公絡みの恋愛に持っていくと思ったら、全然違いますね。主人公と仲良くなる恋神のクラスメイトとか、同じく仲良くなる人気者の女の子とかいるのに...このラストは何なんだろう。立ってたフラグを完全スルーみたいな。推理小説に例えれば、真犯人が名前すらない通りすがりの人だった、と言えば伝わるでしょうか。とても斬新で新鮮な感じはするんだけど、個人的には微妙。あんまりラブコメっぽくなかったしなー。