紅牙のルビーウルフ 7

本編は前巻で終了した『ルビーウルフ』シリーズ。本当の最後を飾る短編集です。
もう終始ニヤニヤしっぱなし。ルビーウルフの微妙にジェイドを意識してる仕草があちこちにあって、読んでて何回も悶えてしまった。2人の行末は既に分かってるんだけど、それでもこの展開には悶えるしかありません。素晴らしい!!
どれもこれも良かったんだけど、振る舞いを変える話と花飴選びの話が特にお気に入り。花飴選びのラスト、ルビーウルフの慌てっぷりには笑うしかありませんでした。後、気になるのはキャス。リオンは...苦労しそうだ。キャスもキャスで大変そうだけど。素直じゃないよなー。主のルビーウルフからして素直じゃなかったけど。
さて。これにて本当に完結。もうちょっとこの雰囲気の短編を読みたかったけど...流石にいつまでも続ける訳にはいきませんよね。次回作に期待。