七姫物語 第五章

お久しぶりな『七姫物語』新刊。刊行ペースはゆっくりだけど、話は着実に進むのが良い感じです。
一宮と二宮が争っている間に、残りの四都が同盟を結ぶ...と言う展開で、カラは常盤姫と共に、五宮六宮の双子都市へ。浅黄萌葱の両姫とも会って、いきなり気に入られた様子。都市間では色々と裏で取引が繰り返されているようですが、この姫達が仲良くしている姿はそれを忘れさせてくれます。やっぱりカラは良い子だ...。頭も良いしなー。また、この作品に漂う、スッキリとした不思議な雰囲気も相変わらず。この雰囲気、大好きです。
んで終盤。すげぇぇぇぇっっ!! テンやトエ達が何か企んでいるのは節々から分かったけど、まさかまさか、こんな展開になるとは...。一宮達の方も結構凄いことになってますが、それすらツヅミに起こったことに比べれば霞んでしまう。この展開は完全に予想外。この先どうなるのか、非常に楽しみ。けど、次はまた1年後かー。ま、昔のラノベの刊行ペースってこんなもんだったよね。最近のペースが早いだけだと思えば、なんて事無い...はず。