マリア様がみてる マーガレットにリボン

マリみて』新刊は短編集。
過去の色々な話の間を埋める形での短編集で、なんでイタリアに聖が? とか、志摩子さんの家庭の事情とか、青い傘の旅路とか...全部で8編+幕間と言う構成。
個人的には祐巳の青い傘の話が気に入りました。巡り巡って祐巳の元へと戻ってきたあの傘のお話なんですが、結構な旅をしていた様子。これだけの旅をしてたら祐巳の元に戻らなくても不思議じゃないけど、それでもちゃんと帰ってきたんだよなー。そう思うと、妙に感慨深い。
さて、次こそは卒業式の話でしょうか。一区切りなのか、そこで終わりなのかは分かりませんが、どちらにせよ楽しみです。