コッペとBB団 その3

2年振りの新刊。ヒーローと戦う悪の組織を舞台としたほのぼの話の3冊目。なんと最終巻でした。4人の新しい怪人と、3人組のヒーローがぶつかる展開で話が進みます。
コッペと言うよりも、新しい4人の怪人達の絆がメインだった気がします。家族としての絆を徐々に深めていって、その要所要所にコッペが絡む形。相変らずのほのぼのとした雰囲気が良い感じです。
しかし、なんかあんまり最終巻という感じがしませんでした。残っていた首領の謎についてもキチンと語られたし、伏線は全く残ってないんですが...コッペが繰り広げる微笑ましい展開の数々を、もうちょっと読みたかったなぁ。まぁその分、他のシリーズに力をかけるんでしょうけど。あとがきにも書いてあるけど、いつか復活する事を願ってます。