せまるニック・オブ・タイム

フルメタ』新刊。久しぶりに長編の続き。
後1冊(予定)で完結との事で、クライマックスらしく、ウィスパード誕生の真相や、レナードが何を考えているか、なんて事も明らかに。一気に話が進んだのですが...しかし、そんな重要な伏線の回収なんかどうでも良くなるぐらいの驚く展開が。かなめの事もあるけど...それすらどうでもよくなってしまった。これはキツイ。
読み間違えじゃ無いのかとか、どこかに抜け道があるんじゃないかとか、何度も何度も読み返したけど、どう考えても覆らない決定的な事実に、ただただ呆然。この巻を読み始めた時には、ミスリル側が盛り返してこのまま一気に行くのかと、読んでる方としても逆襲の雰囲気に心躍ったのですが。幸せそうなマオも見れたし。けどなぁ...。
1650。忘れられない数字になりそうです。ここまでやったからには、ラストはちゃんとケリをつけてくれると信じて、次の巻を待ちます。お願いだからハッピーエンドに。