操り世界のエトランジェ 第二幕

第11回スニーカー大賞・奨励賞受賞作の2巻。前巻のラストが凄い事になってたんですが、その続きです。
主人公の母親は、読んでる側からすればどう考えても悪の黒幕なんですが...疑いつつも疑いきれず、母を信じて、泥沼な異能バトルに首を突っ込む主人公が読んでて辛い。心の片隅では分かっていても、それに目を向けないようにしているように感じられてしまって、余計に辛かった。
しかし、ようやく真相の一旦に辿り着いた主人公達ですが、これからどーするんだろ。この終わり方を考えると、ラストまで辛い戦いが続きそうですね...。