量産型はダテじゃない! 2

新人さんのデビュー作、無事にシリーズ化。量産型のヘッポコアンドロイドが、自分を助けてくれたヒロインのために戦うお話の2冊目です。
ヒロインのライバルが登場しつつ、「街を守る」と言う所を中心に少ない面子で立ち向かう展開は良いんですが...1巻ほどの勢いが無かったのは残念。ナンブの熱さは相変らず結構なものなんですが、終盤の熱さを比較してしまうとなぁ。
ラストのバトルは、どう考えても努力と根性で何とかなるような敵じゃ無いのは分かってるんですが、ナンブに隠された設定で乗り切るよりも、強引にでも無理を通して欲しかった...なんて思ってしまいました。しかし、シュナイダーは完全にやられ役ですねー。最強のはずなのに、気がつけばナンブの引き立て役に。不憫だ...。
と言う訳で、少々残念な感じの1冊でした。次の巻に期待。