ダークエルフの口づけ 4

シリーズ第一部完結。
何と言うか...「さすがファンドリア」としか言いようの無い展開に拍手。これまで渦巻きまくっていた陰謀が前巻から弾けた感じだったんですが、その展開の結末がこうなるとは。
血みどろな展開の中でも、ベラが出てくると少し希望が見えるのが不思議です。ダークエルフなのに。しかし、ベラが何を思ってアマデオに死の宣告を与えたのか...あれこれ妄想が膨らみます。
ひとまず話は完結ですが、最後まで読んでも謎だったのがクララ。何を考えているのか全部は理解出来なかった気がします。登場人物の中で、1番怖いのはこのキャラだよなー。
と言う訳で、最後まで楽しめたシリーズでした。主人公を変えてもう少し続くようなので、そちらにも期待。