とらドラ6!

とらドラ!』の新刊。
今回は北村がグレるお話。理由があまり語られないまま進むんですが...理由が分かっても、ちょっと情けない感じが抜けませんでした。目標を見失えば迷いもするだろうけど、まさかここまでとは。ラストの演説はとても青春してて好きでしたが。
また、みのりんと竜児の会話が凄く良い雰囲気が出てたのが素敵です。このペア、望み薄な気がしてたんだけど...そうでもなさそう。しかし、亜美とみのりんの意味深な会話を思うと、まだまだどう転ぶか分かりません。
後、本気でぶつかっていった大河も凄い。生徒会長の叫びも響く響く。終盤の物凄い青春っぷりは、読んでて顔がニヤけます。満足。
と言う訳で、いつも通り楽しめた1冊でした。北村の話にケリがついたので、次はみのりんかなぁ。ラストの伏線も気になるし。楽しみです。