黄昏色の詠使い 4

シリーズ4冊目。
クルーエルの不調の原因が明らかになり、その力の由来も判明。一気に色々な謎が解けたのは良かったんですが...微妙に自分の理解が追いついていない。結局のところ、新しく出てきた空白名詠とクルーエルが鍵なのは分かるけど。
また、「夜色」の由来が素晴らしかったです。「黒」とは意味が違うと言うのに、凄く納得しました。空白と対を成すと言う事で、微妙に主役から外れかかってるネイト君の重要性が一気に増した気がします。後、爺さん2人の捻くれた友情に感動。こう言う関係、何か好き。
と言う訳で、いつも通り楽しめた1冊でした。そろそろクライマックスみたいだし、続きに期待。