サイレント・ラヴァーズ 3

シリーズ新刊。
アンタレスの正体がヒバナにばれかける...と言う展開。「遂にこの時が来たか」と思ったんですが、しかしそれを否定するアンタレス。...相変わらずアンタレスの辛さは半端じゃないですね。目の前に婚約者がいるのに、それを言い出せない。嬉しそうに恋人の事を語るヒバナに、真実を告げられずに相槌を打つ...あーもう辛い辛い。
そして、その辛さに追い討ちをかけるかの如く、ラストの手紙が謎。予想外過ぎる展開に、続きが気になります。しかもあとがき曰く、次が最終巻らしいし。後1冊でまとめるには、まだまだ全然伏線が残っているような気がします。城の人たちとかどうするんだろ。