姫様とオレ様と眠れぬ魔女に奏でるアルペジオ

シリーズ2冊目。影が無い姫と、その姫を護る騎士見習の2人の物語。続きが出てちょっとビックリ。
素直で健気な姫と、不器用だけど真っ直ぐな騎士見習。遅々として進まない恋愛をニヤニヤしながら読んでました。徐々にだけど距離が近付いていく2人の進展が良い感じです。初々しさが素晴らしく良く伝わってきますね。
んで...メインの話の優しい事と言ったら。なんだこの良い話。どうせ悪者が暗躍してるんだろう...なんて穿った読み方をした自分が恥ずかしい。心が荒んでてゴメンよーと、思わず謝りたくなってしまいました。
と言う訳で、割と満足な1冊でした。この調子で続いてくれる事を期待。