アンダカの怪造学 7

シリーズ新刊。
魔王が解き放たれて、現界に降臨。モンスターが溢れ出して大混乱...と言う展開。
前巻で死者が出たことに打ちひしがれ、弱気になっている伊依でしたが、怪造学会が事態の解決に動き出し、それに巻き込まれて、気がつけば最終兵器に。虚界の生まれた理由と伊依の生家の関係とか、魔王と総長の関係とか、これまで謎だった部分が大分ハッキリしてきました。
事の発端は些細な願いだったけど、しかしそれを叶える為には大きな力が必要となるのは、なんとなく分かる気がします。未だ幸せになれない魔王や総長たちに、良い結末が待っているのか...伊依の未来共々、気になるところ。続きに期待。