戦う司書と虚言者の宴

シリーズ7冊目。
前巻で武装司書と神溺教団の戦いに決着がつき、"天国"の正体も明らかに。殆ど謎らしい謎は残っていないので、どう続けるかと思いきや...そうか、オリビアがいたか。すんげー面白かったです。
武装司書への復讐を果すべく、武力なんて欠片も無いオリビアが知力を尽くして張り巡らせた罠が、徐々に明らかになっていく展開は、もうスゲェの一言。最初から最後まで、どんな展開になるのか...と、読んでて全く気が抜けず。オリビアの策略に皆が踊っていく様に、不安と期待をタップリと掻きたてられました。
結局、最後の彼は一体誰なんだろう。とても気になります。続きに激しく期待。