十三番目のアリス 4

シリーズ4冊目。前巻が短編集だったので、久々のシリーズ続編です。
今回は短期海外留学編。南の島へと向かった一行。新キャラとして、眼帯剣術少女と、これなんてレベッカ宮本? と思わずツッコミたくなるチビッ子が追加。その2人を加えて、その島で「七番目」と遭遇し...と言うお話。
ツンデレヒロインとヘタレ主人公の、ある意味バカップル振りが沢山描かれているのは良かったんですが...ヒロインのアリスはともかく、主人公の三月がどうにも好きになれません。
作中でも叱られてたけど、自信の無さから来るヘタレっぷりに、もー読んでてイラッと来ます。アレコレ言いつつ、最後にはそれなりに決めてくれるけど、そこに至るまでの過程が。悩むなとは言えないけど、もうちょっと格好良くはならないもんでしょうか...。