いぬかみっ! 3〜8

いぬかみっ!』を一気読み。ちょっと読み始めたら...面白すぎて新刊放り出して没頭。2巻の感想書いたのが2003年だから、実に4年振りに続きを読みました。
基本的には下品な方向に突き抜けてるおバカなコメディだけど、死神の話とか赤道斉との戦いとか、熱い所は凄く熱い。面白かったです。
バカな話はとことんバカやってて面白く、シリアスな話でも笑いの要素は忘れずに、しかしキッチリと熱い。笑いの要素を真面目な展開にちゃんと活かしているのが素晴らしかったです。赤道斉の話なんて、まさかヘンタイ達の活躍に感動させられるとは思ってもみませんでした。何があってもヘタレ無い啓太の存在も大きい。良いね、この主人公。
後、ようこがどんどん可愛くなっていきますね。けどウザイ。ウザかわいいって言うのはこういうキャラを指すんでしょうか。ちょっと方向性が違う気もするけど...。
しかし、作中で微妙に影のある伏線がちらほらとあったんですが...本当に影があったのは、ようこじゃなくてなでしこだったのか。黒化したなでしこが怖ぇぇぇっ!! 一途な思いって、突き抜けるとすげぇ怖い。8巻以降も、彼女の黒化は戻りそうに無いし、ひょっとしてラスボス?
また、アニメの出来は凄かったんだなぁと、原作読んで思いました。8巻までの内容を、上手い具合に再現してた気がします。もう一回観たい。DVD借りるか?
さて、残るは6冊。こっちも一気に読みますか。