海をみあげて

不思議な設定に惹かれて購入。
時々空に鯨が泳ぐと言う、なんとも不思議な街が舞台。その鯨が大好きなヒロインと、ヒロインのクラスメイトの青春恋愛モノ。
設定はとても好みなんですが、その設定自体は話のメインではなく、あくまでもヒロインとクラスメイトの交流が中心。空に鯨という設定に惹かれて買った自分としては、ちょっと拍子抜け。
恋愛モノとしてみると...悪くはないけど、普通の展開で物足りませんでした。独特の雰囲気があって、それはとても良かったんですが。やっぱり鯨の設定に惹かれた以上、もうちょっと鯨とヒロインの話が読みたかったかなぁと。
しかし、あとがきでは続きが出そうな締め方をしてますが、話は完結してるし...出るの?