空ノ鐘の響く惑星で 外伝 -tea party's story-

『空ノ鐘』短編集。サブキャラ達にスポットを当てた、正統派な短編集でした。
一応の時間軸は本編終了時と言う事で、フェリオやウルク、リセリナの出番は殆ど無く、シアとフェリオの子供達が短編と短編の間を繋ぐ感じで話が進みます。
ライナスティやディアメル、シルヴァーナ、ハーミット、ベルナルフォンと言った主だったサブキャラ達の過去や、カップル達の行末がジックリと読めて満足。シルヴァーナもソフィアも可愛いですね。ライナスティの正体が遂に明らかになったのも良かった。これは是非とも知りたかった事だし。パンプキンも名前を変えて登場してましたねー。
後は出来ればフェリオとウルクとリセリナの話があれば言う事無しだったのですが...これを求めるのは野暮な気も。もう1冊ぐらい短編集が出てくれれば、なんて思わないでもないけど。
次は新シリーズだそうで。普通に期待。