戦う司書と荒縄の姫君

シリーズ新刊。
序章の最後の一文で我が目を疑った。何この展開。
ただでさえ重苦しい雰囲気の漂う作品なのに、それにトドメをさされた感じ。武装司書は神溺教団の最後の計略で大ピンチに陥って、容赦なくキャラが死ぬ、辛い展開でした。
どう足掻いても武装司書側に勝ち目がなさそうで、ページが進むたびに酷い状況となっていくので、1冊で終わるのか? なんて思いながら読んでましたが...なんとか収束。しかし、そのラストがすごい事に。事件の後片付けなんですが...天国って概念的なものだと思ってたよ。
このラストを受けて、次の巻からどうなるのか、非常に楽しみです。